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「 琉球絣 」

沖縄 南風原町

    日本地図・南風原町

絣(かすり)とは、糸をくくり染めることで白く残ったところを文様にして織りこんでいく織物です。世界共通の言葉で「イカット」といい、インドネシアの言葉で“くくり”を意味します。インド発祥の織物で、琉球王国時代、交易の中継地であった久米島から沖縄へ島を伝い渡っていったといわれています。
琉球絣に織りこまれている文様は、鳥や花などの動植物、星や雲といった天体、ハサミや銭玉など生活道具を図案化したもので、その数は600とも700ともいわれています。なかには犬の足跡、豚の餌箱、人の眉毛といったものもあり、南国の暮らしに根づいたどこか微笑んでしまうようなものであふれています。 これらの文様が組みあわされて、一枚の布に織りこまれています。
JOURNAL /「布をめぐる」にて、「琉球絣」についてご紹介しています。JOURNALリンク
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